飲食店
ototo coffee 様
店主・塩谷様
築90年の古民家で奏でる、音とコーヒーの物語。
“誰でも気軽に楽しめるライブハウス”を目指して。
協力店舗インタビュー
飲食店
店主・塩谷様
築90年の古民家で奏でる、音とコーヒーの物語。
“誰でも気軽に楽しめるライブハウス”を目指して。
飲食店
店主・原様
池田の輪でも大人気の麺彩!
アツアツのラーメンは深いコクがありお箸が止まらない旨さです。
飲食店
店主・上田様
40年の歴史を持つ珈琲。
全て手作りを提供するお店。
飲食店
オーナー・菅井様
「大好き」から咲いた、無添加手作りのやさしいカフェ。
花と笑顔が集まる、地域の憩いの場。
飲食店
店主・西川様
何色にも染まる「しろ」から始まる、人と人をつなぐ一杯。
薬膜の知恵と香辛料が動く、元気の出る中華。
絵画創作教室・ギャラリー
代表・武田様
子どもの"できた!"が輝く教室と、創る力が集まるギャラリー。
池田から届ける、芸術のある暮らし。
ステンドグラス工房+カフェ
代表・津島様
自然光が紡ぐ、時間とともに表情を変える美しさ。
光の戯れで暮らしを深める、ステンドグラスの世界。
飲食店
オーナー・森様
手作り料理と出会いが生まれる、居心地の良い隠れ家カフェ。
人と人がつながる、地域の憩いの場。
パン工房
オーナー・谷口様
素朴なのに、心に届く。
天然酵母で丁寧に焼き上げる、"心に寄り添うベーカリー"。
飲食店
店主・蛇草様
一杯に30g以上の豆を贅沢に。
先祖の商人の名を継ぐ、珈琲への情熱が注がれた一杯。
飲食店
オーナーシェフ・西本様
こだわりの小皿イタリアンと、グラスを傾ける心地よい時間。
裏通りに佇む、10年愛されるトラットリア。
アトリエ
作家・星様
一辺一辺、丁寧に。
あなたの"宝物"を守る、世界にひとつだけの紙の箱。
飲食店
店主・安福様
人の暮らしに寄り添う、すずめのような存在に。
ふらっと立ち寄れる、肩肘張らない珈琲のお店。
雑貨店
オーナー・ゲレンチェール様
人と人がつながる、小さな"居場所"。
池田の作家さんの想いが集まる雑貨店。
飲食店
オーナー・高木様
小さくても、誰かの栄養になれる存在に。
無農薬・無添加にこだわる、心と体の食堂。
店主・塩谷様
築90年の古民家で奏でる、音とコーヒーの物語。
"誰でも気軽に楽しめるライブハウス"を目指して。
Q. お店を始められたきっかけについてお聞かせください。
中学生のとき、ゆずのライブを観に行ったんです。
そのとき、ステージ脇で動いているスタッフさんを見て、「こんな仕事があるんだ」と気づいた瞬間に心がぐっと動きました。
高校生になってもその気持ちは変わらず、音響や照明を学びながらライブハウスで働きました。
現場の空気や、人と音が交わる瞬間に触れるたびに、「やっぱり自分はこの世界が好きだな」と感じていました。
いろいろな現場を経験する中で、“自分が心地よいと思う音の形”を考えるようになり、いつかそういう人たちが自然と集まるライブハウスをつくりたいと思うようになりました。
でも、実際に試算してみると設備費が想像以上にかかることが分かって…。
もっと日常に近い形で、自分の好きな“音”に関われる場所として、カフェという形を考えました。
Q. カフェを開くまでの道のりについてお聞かせください。
飲食の経験はまったくなかったので、「やるなら1から」と思い、まずはコーヒー屋さんで働き始めました。
そのあと結婚や出産を経てイベント会社に戻った時期もありましたが、「いつか自分のお店を開きたい」という思いは、ずっと心のどこかにありました。
コロナ禍で仕事が落ち着いたとき、「生きているうちにやりたいことをやろう」と思い、退職しました。
そこから間借り営業を始めると、お客様が「来月はいつですか?」と声をかけてくださって、それが本当に嬉しかったんです。
物件を探している中で、今の場所を初めて見たときに「ここだ」と感じました。
築およそ90年の木造建物で、木の香りや空気の柔らかさがすっと心に馴染んで、「この空間で自分の音とコーヒーを届けたい」と思いました。
Q. 「ototo coffee」という名前の由来についてお聞かせください。
コーヒー豆を焙煎していると、あるタイミングで豆がパンッと弾けるように割れるんです。
ポップコーンがはじけるときのような、小さな「パチッ」「ピシッ」という音で、「あ、いま豆の中までしっかり火が入ったな」と分かります。
その“豆がはじける音”が一つ。
もう一つは、もちろん音楽の“音”です。
どちらも自分にとって大切で、耳で感じるその一瞬を大事にしたいと思い、「ototo coffee」という名前にしました。
ロゴも自分で作りました。
丸や三角を組み合わせて焙煎機や豆の形を表現しています。自分の手でつくると、お店全体に不思議と温度が生まれる気がするんです。
Q. コーヒーやお料理へのこだわりについてお聞かせください。
コーヒー豆は、欠点豆を一粒ずつ手で取り除いてから焙煎しています。
小さな手回し焙煎機で、温度と時間、そしてさっきお話しした“豆がはじける音”を頼りに焼き上げています。
大切にしているのは、豆本来の個性がはっきり感じられることです。
同じ豆でも、挽き方やお湯の温度を変えるだけでまったく違う表情になるので、その日の気分に合わせて提案させていただいています。
料理も、素材の自然な味を大切にしています。
きび砂糖や国産小麦を使い、白砂糖や添加物はできるだけ使わないようにしています。
お客様の声から生まれたメニューも多いです。
「小麦が食べられない」「乳や卵が入っているお菓子はあげられない」などのお話を伺って、米粉パンや乳・卵不使用のクッキー、お子さま向けのハンバーグなども作るようになりました。
常連のお客様の好みも、できるだけ覚えるようにしています。
そういう時間が積み重なっていく中で、「お客様と一緒にお店を育てている感覚です。」
Q. これから挑戦してみたいことについてお聞かせください。
“誰でも気軽に楽しめるライブハウス”をつくりたいと思っています。
音楽が好きでも「ちょっと入りづらいな」と感じる方もいらっしゃいますが、本当はもっと自由で、自然でいいと思うんです。
今も、月に一度お店で小さなライブを開いています。
音響も自分で担当していて、コーヒーの香りの中で音が広がっていく時間が、とても好きです。
音とコーヒー、どちらも人をほっとさせる力があると思っています。
これからも、その二つを軸に、誰かの一日が少しやさしくなるような空間をつくっていきたいです。
焙煎の音も、音楽の音も、どちらも店主様にとって大切な“音”。
【ototo
coffee】は、その音と香りが穏やかに交わる、心がそっとほどける場所です。
店主・原様
池田の輪でも大人気の麺彩!
アツアツのラーメンは深いコクがありお箸が止まらない旨さです。
お店に入ると、店主の原様とスタッフさんの素敵な笑顔から、自然と元気になれるお店です!
Q. 池田麺彩を創業された理由をお聞かせください。
私は、初めは独立願望は持っていなかったんです。
元々飲食業界の会社で、喫茶・洋食・居酒屋・焼き鳥屋といった様々な業種で働き、ラーメンに携わりました。そこで、これまでの業種では経験を活かして目分量で味付けをしていた事が多かったのですが、ラーメン作りでは計量をキッチリする必要がありました。私がラーメン作りに持っていたざっくりとしたイメージとは裏腹に、繊細さが問われる点に「面白い❗」と思い、「この仕事を人生最後の仕事にしよう」と決めました。
そこから7年間ラーメン作りに携わり店長になりました。店長としてお店の事を考える中で、「自分のお店を持ってみたい!」という思いが沸々と湧き上がってきました。
そして、独立を決心しました。お店を出すに当たり、元々働いていた店舗がチェーン店で席数が多かったこともあり、カウンター席で行列ができていて、1人で回せる席数のラーメン屋で数年間、お店の回し方を勉強し、池田麺彩を出店しました。
Q. 出店場所を池田にされた理由をお聞かせください。
自宅のある池田でお店を出すことで、どれだけ仕事を終えるのが遅くなったとしても、家族の待つ自宅へ帰宅ができるからです。
特に、オープン当初は勉強したとはいえ作業に時間がかかる為、どうしても夜遅くまで作業が続くものです。その中で、もしも電車通勤ですと終電を逃し、お店に泊まる事が多くなり、家族と接する時間が取りづらくなります。私にとって、家族はかけがえのないものであり、皆の顔を見ると「明日も頑張ろう!」と元気が出てきます。だからこそ、出店場所は自宅のある池田に決めました。
Q. お店に対する熱い想いをお聞かせください。
【自分にしかできないお店】を目指しています。確かに、暖簾分け等規模を拡大する方法はありますが、私は「マスターだから来るんだよ」とお客様から言ってもらえる事がとても嬉しく感じています。だからこそ、これからも人生最後の仕事として、自分が店頭に立ちお客様と接しながら、ラーメンの提供をしていきたいです。
Q. お店を営業されていて、嬉しかった事をお聞かせください。
コロナ休業明け初日に、沢山のお客様にご来店をいただいた事が、営業してきた中で1番嬉しかったです。2年前にコロナに感染したことで、約1ヶ月間の臨時休業をしました。休業中は、「告知もなく張り紙で臨時休業と書かれただけのお店に、いったい誰が来たいと思うのだろうか。」「このままお客様が離れてしまうんじゃないか」といった不安が募っていく日々を過ごしていました。
そして、迎えた休業明け初日。お店には沢山のお客様が来てくださりました。「待ってたで!」と私の顔を見てニコニコしながら2階へ上がっていくお客様の顔を見て、ラーメンを作りながら泣きそうになりました。あのとき感じた嬉しさは、お店をオープンしたときの嬉しさに勝る物がありました。
これからも、お客様に喜んでもらえるようなお店作りを目指して、頑張ります。
店主・上田様
40年の歴史を持つ珈琲。
全て手作りを提供するお店。
Q. お店の創業経緯をお聞かせください。
約40年前から兄が店主で私が店員として営業していまして、そこから私が引き継いで営業をしています。
Q. 喫茶P.Sの店名の由来をお聞かせください。
手紙の追伸として記載する、【P.S.】が由来です。兄が直感的に選んだ言葉なのですが、今振り返るとこの店名で良かったと思えます。
といいますのも、よくお客様から聞かれるんですが、1回目で当てられた方が1人も居ないんです。そして、由来をご説明すると皆さん「あ、そうなんだ!」となり、頭の中に残してくださるからです。
Q. コーヒーの味へのこだわりを教えてください。
飲んでくださった人が「まさにコーヒーだ❗」と思えるような【ガツン】と来る濃さが特徴です。
実は、私がお店を継いだ当初はどちらかといえば、万人受け寄りのマイルドなコーヒーを提供していました。その中で、お客様より様々なご意見をいただき、「どんなコーヒーならお客様が満足してくださるか」と考えるようになりました。
私は、「自分が『最高だ!』と思えるような味を突き詰めていこう。」と考えました。個人店の場合、多店舗展開している大手さんとは異なる特徴を出す必要があり、その特徴を突き詰める事が大切と考えています。特に、全国展開するようなお店は、どこに行っても同じような味を楽しむことができます。一方で、個人店は、お客様にこの店にしか無い感動を伝えることが出来るかが大切に想っています。
そして、当店の特徴を考える上で、自分が好きな物であるなら、磨きをかけられると思いました。そして、いろいろな味を試した結果、【ガツン】としたコクのあるコーヒーとなり、今の味にいたります。
Q. P.Sでいただく、コーヒーの美味しい飲み方をお聞かせください。
お客様がお好みの飲み方がありますので、それが前提なのですが、当店のコーヒーは、【ガツン】としたコクがウリです。ホットコーヒーは香りを楽しんでいただき、苦みと酸味、そしてコーヒーの余韻を楽しんでいただきたいです。
アイスコーヒーは氷が溶けても最後まで美味しさを楽しんでもらえるよう試行錯誤しています。1度飲んでいただいて、感想をお伺いさせていただきたいです。
Q. 喫茶P.Sのおすすめメニューをお聞かせください。
当店のおすすめメニューは、「オムカレー」です。
・自家製のこだわりカレー。
・人気メニューのカレーとオムライスを同時に食す事ができる。
・ゴロゴロとした国産の牛肉。
といった3つの特徴を1度に楽しむ事が出来る為、まさに一石三鳥のメニューなんです。
実はオムカレーは、元々あったメニューではないんです。以前、新メニューを考案している時に、お越しくださったお客様がたまたまお肉屋さんをされている方でした。その時、私は直感的に「この御縁を大切にしたい!」と思い、元々あったメニューの構想と掛け合わせ、オムカレーが誕生いたしました。今振り返ると、あの出会いが今こうしてオススメができるメニューに繋がったので、非常に感慨深いです。
Q. お店をされていて、嬉しかったことをお聞かせください。
お客様から「美味しかった!」「ご馳走様!」「又来るね!」と言っていただけた時はとても嬉しいです。
当たり前の事と思われるかもしれませんが、今の時代ですととても有り難いことと痛感しています。開店当初の40年前は「十年一昔」と言われていました。そこから、昭和・平成・令和と三時代をまたぐ中で、もはや「半年一昔」と言っていい程に流行り廃りのスピードが早くなり、喫茶店のあり方も大きく変わりました。私も「時代にあったことを上手く取り入れていきたい。」という思いを持ちつつも、まだまだ理想に至るには至っていない事へのもどかしさを感じることがあります。だからこそ、お客様から「美味しかった!」「ご馳走様!」「又来るね!」と言っていただけると、「お客様のご要望にお答えできたんだな」と実感をすることが出来るんです。
これからも、【自分の思い描く理想の喫茶店】を目指して頑張ります。
オーナー・菅井様
「大好き」から咲いた、無添加手作りのやさしいカフェ。
花と笑顔が集まる、地域の憩いの場。
Q. 店名の由来をお聞かせください。
押し花の仕事をしていた時に使っていた工房の名前「咲」と、成功して花を咲かせるという意味の「succeed」を掛け合わせ、咲ceedにしました。
Q. 創業の理由をお聞かせください。
元々、子育てが終わったら自分がやりたいことをやろう!と思っており、その中で最もしたかったことが、自分のお店を持つことでした。今振り返ると私は、もともと料理を作って周りの方に提供するのが好きでした。例えば、ケーキを作ってご近所さんにお渡ししていました。私の作った物を食べてもらい、喜んでもらえることが嬉しかったんです。その為、お店をするなら漠然とカフェをしたいと思っていました。
本業をしながら、勉強の為に何店舗かのカフェで働き、各店舗の回し方や接客の方法等を見る中で、「自分のカフェをしたい!」という思いが強まっていきました。お店をするなら、自宅兼店舗にしたいと考えていましたが、当時住んでいた自宅では場所的に難しい為、新しい場所を探し、自宅を売却する必要がありました。すると、お隣さんが「子供が結婚をして新しく家を探しているんです。あなたの家を売ってくれませんか?」というお話をいただき、自宅を売却し今の店舗を建てました。
自分もまさかここまでスムーズに事が運ぶとは思っていなくて、本当に運が良かったなと思っていますし、なにより協力をしてくださった周りの方々と家族にとても感謝しています。
Q. お店の特徴とお店をしていて良かったことをお聞かせください。
お店のメニューの特徴は、全てのメニューが無添加・手作りである点です。ご来店くださるお客様が、健康で元気でいてもらえるようなメニューを提供させていただいています。特に、この季節は、淡路島産の新玉ねぎの甘みを十分に引き立てたカレーがオススメです。
私がお客様に提供するメニューを考える時、安全で健康な無添加・手作りのメニューだと喜んでもらえるのではないかと考えました。私は自分が楽しめることが大切だと思っています。自分が好きな料理を、好きな空間で提供できることが幸せで、【私はこのお店のことが大好きなんです。】
池田市に知り合いが一人もいない状態で、大通りから入った場所にあり人目につきにくいお店にお客様が来てくださることが、嬉しくありがたいと思っています。【自分が大好きなお店】を、お客様がおしゃべりをしながら、料理や雰囲気を楽しんでもらえる地域の憩いの場として、楽しみにしてくださるお客様の為に頑張っていきます。
店主・西川様
何色にも染まる「しろ」から始まる、人と人をつなぐ一杯。
薬膜の知恵と香辛料が動く、元気の出る中華。
Q. 店名の由来をお聞かせください。
初めての自分のお店ということもあり、ご来店してくださるお客様の色々なお声で作り上げていきたいと考え、何色にもなれるという意味で白色をイメージし、せっかくなら愛着を持ってもらえる店名が良いなと考えた結果、しろくまという店名にたどり着きました。
Q. しろくまは西川様にとってどんな場所かをお聞かせください。
私自身がいろんな方々と繋がりを持つことができる大切な場所です。SNSが一般化した現代では、人と人との繋がりを持ちやすくなりました。一方で、対面での繋がりを持つ機会は以前と比べると少なくなったと考えています。
そんな中、私のお店には色んな方々が来てくださり、やり取りをするという対面での繋がりを持つ事ができます。人と人との繋がりを実感し、人の輪を作ることができる大切な場所です。
Q. 中華で八角や本格的な香辛料を使用するのは珍しいと思いますが、どういった思いからそうした調味料をご使用されているかをお聞かせください。
料理を食べた人が元気になってもらいたいなという思いを持っています。その為に、薬膜の知識を学び、食材を活かす調味料として香辛料を使用しています。
例えば、初夏ですと、人間が夏の暑さにより体が疲れてきます。そこで、豚肉のビタミンAで夏バテ予防をすることができます。そして、香辛料で豚肉の旨味を引き立たせ、栄養満点の中華料理を楽しんでもらうという考え方です。
Q. これまでに、お店をされていて嬉しかったことをお聞かせください。
嬉しい事は沢山あります。
お店に来てくださったお客様が、遠方に移住されてからも数年後に再び顔を見せてくれたり、お店の良いところを口コミで広めてくださり、新しいお客様をご紹介していただいたことです。また、初めは中華というコンセプトに興味を持って来店された方が、お店の雰囲気を気に入ってご家族やお友達を連れてきてくれることもあります。
こうした人と人との繋がりのありがたさや、再び訪れてくださることの嬉しさを強く実感しています。
代表・武田様
子どもの"できた!"が輝く教室と、創る力が集まるギャラリー。
池田から届ける、芸術のある暮らし。
Q. 絵画創作教室創業の経緯をお聞かせください。
元々、私が19歳のときに美術の先生になりたいという思いから、その為の練習として創業をしました。先生といえば人前で話す職業ですが、当時の私にはそういった経験が少なく、いざ自分がやるとなるとドキドキして上手くいかないだろうと考え、そうした経験を積む為に始めました。
元々、美術の先生になりたいと思ったのは、幼稚園、小学校の頃からお絵かき教室や油絵教室に通わせてもらい、その時間がとても楽しかった事と、学校の授業でも美術が得意だったので、好きなことで得意なことを生かせるような職業を考えた時に、美術の先生が良いなと思いました。
Q. 教室を運営される中で、嬉しかった事をお聞かせください。
子供がものづくりや絵画で悪戦苦闘する中で、作品が完成したときに見せる純粋無垢なキラキラとした目の輝きを見ることが出来ることが、とても嬉しいです。
当教室では、子供に楽しんでもらえるよう毎回作成テーマを変更しています。長年運営している分、日々テーマ作りとの戦いでもあり、子供は素直なので面白くなければそのまま表現してくれます。その中で、子供が「できた!」「今日の授業楽しかった!」と目をキラキラさせながら言ってくれるのを見ると、とても幸せな気持ちになるんです。
Q. 子供と接する中で、大切にされている事をお聞かせください。
一人一人個性があり、画一的ではないということを意識して接しています。
絵画やものづくりの教室は、世の中にいくつもあり、規模感や方針により指導方法が千差万別あるのですが、私は【子供の個性を尊重し、伸ばしてあげたい。】という想いを持っています。その想いを実現するには、一人一人の器用さやペースに可能な限り沿った指導をする必要があります。
例えば、ハサミ1つとっても、器用に切り分けできる子からハサミを初めて持つような子もいます。こうした子供達に寄り添って個性を伸ばしてあげたいと考え、可能な限り全員のペースに合わせるのを一人で対応する事を踏まえた結果、1〜8人の少人数制を採用しています。
Q. 子供達に伝えたいことを、お聞かせください。
【何も無いところから何でも作れる】という事を、子供達には伝えたいです。特にものづくりを学ぶと、発想力を養うことができます。
何かを作りたいなと思った時に、構想を練り、設計をし、材料を集め、組み立てるという一連の流れをマスターすれば、自分で何でも作ることができますし、人に説明して協力を仰ぐ事も出来るんです。
近年、コミュニケーション能力の欠如等が議題に上がることがありますが、私は自分の考えを伝える自信があれば改善できるのでは?と考えています。ものづくりの流れをマスターすれば、【自分が何を作りたくて、その為には何が必要なのか】を説明できるようになります。つまり、相手に自分の考えを伝えるのが当たり前になり、自信がついてくるんです。
ものづくりの一連の流れは、無から有を作り出すだけでなく、周囲の方々と一緒に何かをするという関係性も作ることが出来るんだよと子供達に伝えたいです。
Q. ギャラリーの創業の経緯を教えてください。
ものづくりをしていく中で、作ったものはどんどん発表していくべきと思ったからです。
元々、教室で子どもたちが作った作品を発表できるような場所があったらいいなと思っていました。その中で、自分で展示場所を運営すれば費用も節約できますし、自分が大好きな作家さんの作品を見ることが出来るなと考え、運営を始めました。
Q. 武田様の考える芸術や美術の持つ力について、お聞かせください。
自由に感想を持つことが出来、活動する原動力をもたらしてくれる点だと思います。
まず、作品は見る人見る人が自由に感想を持つことが出来ます。かっこいい!きれい!かわいい!等、正解が1つではなく、その人が抱いた感性を誰にも左右されないという点で、一種の心地よさを与えてくれるものだと思います。
そして、私にとってになりますが、作品を見ると自分の創作意欲や頑張ろう!という良い刺激を与えてくれるんです。すごいなぁ、自分も負けてられないな!という活動する為の原動力としてのパワーになっています。
Q. 今後挑戦されたい事や、展望を教えてください。
池田市で、六甲ミーツ・アートのような芸術や美術を通じて地域が盛り上がるような仕組みを形にしたいです。
六甲ミーツ・アートというのは、兵庫県で行われている大規模な作品展示会のようなイベントです。一定期間開催され、そこには多くの美術や芸術が好きな方々が集まります。そして、開催地の飲食店等人が集まることによって地域活性化に貢献しているイベントです。
こうしたイベントを池田で開催することによって、【池田といえば、芸術や美術の町】となり人が集まって地域が活性していくというような形になれば良いなと思い、日々活動しています。
代表・津島様
自然光が紡ぐ、時間とともに表情を変える美しさ。
光の戯れで暮らしを深める、ステンドグラスの世界。
Q. ステンドグラスとの出会いについて、お聞かせください。
20代の頃に友人の付き合いでドイツに行った際、たまたま入った教会のステンドグラスに惹かれました。といいますのも、当時は照明会社に勤務していたのですが、人工照明で表現できる範囲の限界を感じていたんです。その中で、ステンドグラスと出会い「あ、やっぱり自然光って素晴らしいな!」と感銘を受けました。
ステンドグラスの特徴は、時間帯によって見え方が変わる点にあります。元々、ステンドグラスは、映像技術がまだ無いくらい大昔のヨーロッパにある教会で教えを民衆に伝えるための手段として、よく利用されていました。壁画だといつも同じ見え方となりますが、ステンドグラスは日の当たり方で見え方が変わります。見え方が変わりますと、ステンドグラスに描かれている人物の表情が怒っていたり、悲しんでいるように見えたりするんです。
私がドイツの教会でステンドグラスを見たときは、とてもいい時間帯だったからか美しい青色の光が降り注いでいて、まさに圧倒されたんです。そこから、しばらくは同じ会社で働きましたが、インターネットでステンドグラスのプロ養成コースがあると知り、ステンドグラスの道に進みました。
Q. HPに【光の戯れであなたの生活を深めたい】という記載がありますが、どのような意味合いかをお聞かせください。
ステンドグラスを通じて、より心地よい空間を提供したいという思いを込めた言葉となっています。
普段忙しく生活する中で、「ゆっくりしたいな」と思う時間があると思います。私は、「せっかく、くつろげる時間があるなら、最大限『くつろげた』と感じてもらいたい」と考えています。その為には、生活空間を様々な面から「居心地の良さ」を追求する必要があり、その為の手段として自然光を取り入れたステンドグラスを用いて提供したいと思っています。
Q. 津島様はステンドグラス教室も開講されていますが、特徴をお聞かせください。
私の教室は「自由に作りたいものを作る」事を大切にしています。
ステンドグラス教室には、先生が決めたものをみんなで作る教室がありますが、当教室は生徒さんが自分で題材を自由に決めることを大切にしています。と言いますのも、私は【手作りをするなら、思い入れのあるものを作ってもらいたい】という思いを持っています。生徒さんの思い出に残るような作品を作るお手伝いができれば嬉しいです。
Q. ステンドグラス教室でステンドグラスを教える中で、大切にされている事をお聞かせください。
【お互いの気持ちが、しっかりと伝わっているかどうか】を大切にしています。題材が自由だからこそ、皆さんご自身のやり方で作成されます。その中で、失敗した時になぜそれが失敗で、どうすれば改善するのかを正確に伝える必要があります。
例えば、「ここをカットしてください。」という表現ですと、【該当箇所をどのように切るのか?】は、言葉を受け取る側の認識に依存することになります。このズレが積み重なると、完成間近になって形が崩れてしまうということになりかねません。そのため、生徒さんとイメージの共有をする際は、構造の解説や簡単な模型を作ったりとできる限りわかりやすさを重視しています。自由に作品を作るからこそ、イメージのすり合わせを大切にしています。
Q. ステンドグラスに携わる中で、嬉しかったことをお聞かせください。
作品を収めた時にありがとうと言ってもらえるのはもちろんなのですが、そこから1年後など月日が経過してから再度「あの作品作ってくれてありがとう」と言っていただけますと、「お客様にとって最良な作品を作ることができたんだな。」と感じます。
ご依頼いただいた方が普段生活なさる中で、ふとした瞬間にステンドグラスを見て光を感じてくださるというように、生活の一部として私の作品がお役に立てていると分かった時、やりがいに似た幸せを実感します。今後も、ステンドグラスの良さや楽しみ方をいろいろな方法で発信していきたいと考えています。
オーナー・森様

手作り料理と出会いが生まれる、居心地の良い隠れ家カフェ。
人と人がつながる、地域の憩いの場。
Q. お店を運営される中で、苦労されたことをお聞かせください。
お客様になかなか足を運んでもらえなかったことが、一番苦労しました。もともと、私が専業主婦の時に出会ったアロマの先生と意気投合し、お店を出すことになったのですが、先生がご都合によりオープンして直ぐにお辞めになり、私の単独営業となったんです。
私はお店をするのが初めてだった事もあり、当初はお客様になかなか来てもらうことができませんでした。悩んでも仕方ないと考え、Instagramで宣伝をしたり、知り合いに宣伝方法を聞いたりと、とにかく動きました。
その中で、お店を出す前から知り合いだった池田市のカフェの店主さんがいろんな方を紹介してくださったり、イベント出店のお手伝いをしてくださったり、その流れでFacebookグループの池田市の輪に参加し宣伝をすることが出来たため、少しずつお客様に足を運んでもらえるようになりました。改めて振り返ると、あのときにダメだと塞ぎ込むのではなく、「動こう!」と思えたことがとても大きかったと思います。
Q. お店のコンセプトをお聞かせください。
【お客様にとって居心地の良いお店】です。私は、明確に自分のやり方があるというよりも、とにかく人の役に立ちたいという思いを持っています。
そのためには、お客様が求めていることを把握し、状況に応じた対応が求められます。静かに自分の時間を過ごしたいのか、とにかくお話が好きな方なのかといったことを、様々なヒントから読み解けるよう意識しています。又、様々なワークショップやイベントを開催することで、お客様自身が自分にあった場所を見つけるきっかけ作りをさせていただいています。
Q. オススメのメニューをお聞かせください。
オススメのメニューは、日替わりランチです。日替わりランチは、小鉢数種類とメインのプレートを組み合わせ、お客様に様々な手作りの料理をお楽しみいただけるような構成にしています。
私は、【手作り】の料理を提供することを大切にしています。といいますのも、私が試行錯誤する中で完成したメニューをお客様に喜んでもらえると、とても幸せな気持ちになるんです。例えば、鶏のささみは味がしみ込みにくい反面時間をかけすぎると味が濃くなったり固くなったりと塩梅が難しい素材です。色々と勉強する中で、「これくらいかな」という塩梅が見つかり、お客様が喜んでもらえたとき、とても嬉しい気持ちになりました。
店舗運営経験が無く、色々と試行錯誤する中でたどり着いたメニューですので、自信を持ってオススメすることが出来ます。
Q. お店を運営される中で、一番嬉しかったことをお聞かせください。
素敵な方々との出会いがあったことです。専業主婦として生活していた頃、様々な教室を周ることはありましたが、一生徒として参加する中では、周囲の方と深い間柄になることがありませんでした。そこから、お店を出したことで、より多くの人と関わるようになりました。その中で、今では一緒に遊んだり、旅行に行ったりするような間柄の方々に恵まれています。
又、お客様同士でたまたま共通点があって話が盛り上がり、繋がっていく過程に立ち会えると、とても嬉しいです。もちろん、私からお客様の事をお話するわけではありませんが、私とお客様が話している時に、「私も好きなんです!」と不意に繋がる様は、まさに奇跡だと思います。こうした輪が当店で広がっていくことが、私がお店を続けられる大きな要因になっていると感じています。
Q. 今後の展望や、挑戦してみたいことをお聞かせください。
2Fのスペースやお庭を活用していきたいです。お客様にとって居心地の良い場所を目指す中で、ワークショップやイベントを開催しています。過去に私がいろんな教室に通う中でアロマに出会ったように、様々な催しをすることで、お客様がご自身に合う雰囲気の場所を見つけるお手伝いになれば嬉しいです。
幸いにも、2Fには雰囲気の異なる2部屋がありますため、レンタルスペースとして活用し、新しい雰囲気作りに役立てたいです。
オーナー・谷口様

素朴なのに、心に届く。
天然酵母で丁寧に焼き上げる、"心に寄り添うベーカリー"。
Q. 創業の経緯をお聞かせください。
私は人に食べてもらうために料理を1から作るのが好きなんです。もともと、子供の頃から祖母の家で過ごしていたのですが、祖母は戦争を経験したこともあり、何でも手作りで料理を作り、家族やご近所さんに振る舞っていたんです。祖母の料理がとても美味しかったのと、祖母の料理を食べて笑顔になっている周囲の方々の姿を見て、いつか「私も自分が作った料理で、周りの方に喜んでもらいたい!」という思いを抱くようになっていました。
そして、あるパン屋さんで天然酵母と塩と小麦だけで作られたパンを食べ、「限られた材料で、こんなに美味しいパンができるんだ!」と感動したんです。この経験から、「自分で作った天然酵母パンで、喜んでもらいたい!」という思いを強く持つようになりました。
こうした思いを持ち、勤め先で働く中で、長男の学童が小学校4年生で終了することになり子どもだけで留守番をさせるのは心配な面があったことと、勤め先が倒産したことで働き方を考えるきっかけになったという幾つかの偶然が重なり「このタイミングしかない!」と決心し、自宅の一角に工房を構え、天然酵母パンを作り始めました。
Q. 店名の由来をお聞かせください。
天然酵母パンの魅力の一つである、「見た目の派手さはないものの、少ない素材でも旨味が引き出される点」に着目しました。私の作るパンは、バターやお砂糖を必要以上に入れず、素材が少なく添加物も使用していないことから、派手な見た目というよりは素朴なんです。
一方で、素材が少ないからこそ材料一つ一つにこだわり、発酵の度合いや加熱の時間など、些細な違いに注意を払うことで、とても美味しいパンが焼き上がります。例えばですが、きな粉クリームを絞るときは、大豆は国産なのかどんな製法で作られているのかを調べ、私が納得のいくものだけを使用しています。私のパンは、いわゆるバズるような派手な見た目ではないかもしれませんが、【素朴なのにとても美味しい!】と思ってもらえるなら嬉しいです。こうした思いから、sobocという名前を店名に決めました。
Q. soboc様のパンに込めている思いをお聞かせください。
誰かにとって必要とされるようなパンになってほしいと考えています。実は、私自身が何年もの間、摂食障害に苦しんでいました。特定の物を特定の量しか口にすることが出来ない状態は、想像以上に辛いものでした。私は、この状態と向き合うために食べものに含まれる栄養素について学び、ナチュラルフードコーディネーターという資格を取る事ができるほど、食べ物についての理解が深まり、摂食障害を乗り越え今に至ります。
そして、私は摂食障害を乗り越えたからこそ、【食べものへのこだわり】を持っている方々の気持ちに、寄り添うことができるのではないかと考えています。小麦アレルギーの方や、健康面を気遣う方々が安心して食べる事ができる物は、その方々にとってとても貴重でかけがえのないものだと思います。私自身が経験し、学んだことを活かして、同じような思いを抱いている方々の助けになれるようなパンを作りたいという思いを込めて、【心に寄り添うベーカリー】をコンセプトとし、一つ一つのパンと向き合っています。
Q. soboc様のオススメのパンをお聞かせください。
米粉100%のパンがオススメです。自分が妊娠をしたとき、子供のためにも食べるものに気を付けたいなと考えていました。その中で、グルテンフリーという考えを知り、米粉100%のパンを探したのですが、見つけることが出来ませんでした。
又、最近健康志向の高まりからか成分表示を確認される方も増えてきていると感じているところから、「もしかすると、私のように探している人がいるかもしれない」と考え、米粉100%のパンを作り始めたところ、多くの方が手に取ってくださる人気商品となっています。
Q. 今後挑戦したいことをお聞かせください。
かなり先のお話になるかもしれませんが、もしも私が年齢とともに今の動きが難しくなってしまったときは、パン教室を開きたいと考えています。といいますのも、私の祖母は彫刻師として作品作りと工房や外部会場での彫刻教室を90歳頃までしていたんです。幼いながらにも、祖母が生徒さんに笑顔で教えている姿や生徒さんの楽しむ姿を見て、「私もいつか、誰かに自分の想いや技術を伝えたいな」と思うようになりました。
祖母の言葉で大切にしているものは沢山あるのですが、その中でも、【相手のことを思いやる気持ちを大切にして一生懸命頑張ることで、想いが相手に伝わるんだよ。】という言葉は今の私の考えのベースになっています。人と人との心の距離間が離れがちな現代だからこそ、こうした思いやりの大切さをより多くの方々に伝えていきたいなと考えています。
天然酵母パン soboc
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※工房やWEBサイトでのパン販売は現在行っていません。下記の販売店か宝塚市のSORA CAFE様で年2回行われるマルシェでお買い求めいただけます👍
🛒 販売店一覧
【大阪府】
【兵庫県】
店主・蛇草様

一杯に30g以上の豆を贅沢に。
先祖の商人の名を継ぐ、珈琲への情熱が注がれた一杯。
Q. 創業の経緯をお聞かせください。
学生時代に喫茶店でアルバイトをしたことがきっかけで、ブラック珈琲を嗜むようになりました。そこから、色んなお店の珈琲をいただいたり、いろんな焙煎豆を買って珈琲を作るようになったのですが、なんとなく珈琲の味に限界を感じていたんです。
そして、30年ほど前のある時、八尾市にある珈琲店でマンデリン珈琲をいただいたとき、「こんなに美味しい珈琲があるんだ!」と衝撃を受けました。通常1杯で10〜13gの珈琲豆を使用するところ、そのお店ではネルドリップで最低でも30g以上使用することで、珈琲豆特有の濃厚な苦味と甘みの両方を抽出した素晴らしい味わいの1品となっていたんです。
私はまさにこの味に取り憑かれたように魅了され、「この味をもっといろんな方々に知ってもらいたい。」「いつか、自分もこんな珈琲を提供したい。」と思うようになりました。そこから、介護系の施設で働く傍ら趣味程度ではありますが、八尾市の珈琲の味を研究しながら過ごし、定年で退職をしました。定年後、そんな私の姿を見てきた妻が、残りの人生後悔ないようにと喫茶店の場所探しをしてくれたんです。そして、いくつかの場所を見た結果、今の渋谷のテナントにたどり着きました。
Q. はぐさや珈琲の名前の由来についてお聞かせください。
先祖の商人の名前から店名を決めました。実は、先祖にあたる人が大阪で商人をしていたんです。過去の文献をたどりますと、1,700年頃に蛇草屋善兵衛(はぐさやぜんべえ)という人が大阪の西区で商人として商いを始め、以降明治のはじめ頃までその流れが続いたと言われています。
そこで商人としての蛇草屋は途絶えてしまったのですが、いざ私がお店をするとなった時に、「先祖の商人の流れを小さいながらにも復活させたい」という思いから【はぐさや珈琲】という店名にしました。
Q. はぐさや珈琲の特徴について、お聞かせください。
焙煎方法にいくつかのパターンを設けることで、様々な珈琲の味わい方をお楽しみいただけるのが当店の特徴です。開店当初は八尾市の珈琲のような味わいを皆さんに知ってほしい!という思いからスタートしたんです。そこから、お客様の珈琲の好みをお伺いする中で、「珈琲の楽しみ方は人それぞれ異なるんだ。」と気づきました。
豆の煎り加減は浅煎り・中煎り・深煎りの3パターンに分かれていますため、酸味のお好きな方から苦味のお好きな方までお楽しみいただけます。又、私の妻がケーキを作るのが得意であることから、それぞれのコーヒーの味に合ったケーキも提供させていただいています。例えば、深煎りの珈琲には、チーズテリーヌというケーキが抜群に合うんですよ。珈琲とケーキがそれぞれ互いに引き立たせ合い、1番美味しくお楽しみいただけるような組み合わせを日々研究しています。
Q. 店舗の雰囲気作りで大切にされていることをお聞かせください。
【お店にきてくださった方々が、心地良く過ごせるような雰囲気作り】をコンセプトとしています。店内は白と茶色を基調としたレトロ且つアジアンな雰囲気を演出しています。そして、音楽は昭和の楽曲を採用していることから、比較的年齢層は高めでお一人でお越しになるお客様がいらっしゃいます。
お客様のお好みの珈琲を、心地の良い状態でお楽しみいただけるような雰囲気作りを目指していまして、最近では地域の方々同士の憩いの場としてご活用いただくケースも増えてきました。地域の皆様の居場所となることができれば、とてもうれしいと思います。
Q. 今後、挑戦されたいことについて、お聞かせください。
介護関係の取り組みもしていきたいなと考えています。私自身、40年間介護関係の職に就いていたこともあり、介護的な目線から物事をとらえることが多いと感じています。その中で、現在は月に1回介護施設に出張カフェでお伺いしています。施設の方々は、本格的な珈琲を嗜む機会がなかなか無いことから、大変喜んでくださるんです。
こうした取り組みを通じて、もっと地域の方々に喜んでもらえるような活動を増やしていきたいなと考えています。
オーナーシェフ・西本様

こだわりの小皿イタリアンと、グラスを傾ける心地よい時間。
裏通りに佇む、10年愛されるトラットリア。
Q. 創業の経緯について、お聞かせください。
前職はイタリアンのお店に勤めていまして、そこを辞めるとなったときに、別のお店で働くか自分でお店を出すという選択肢があったのですが、当時のお店のオーナーから「自分のお店を出したほうがいいよ。」と言われたんです。
自分でも自覚があるのですが、私は自分の料理に対するこだわりがハッキリしているため、自分のやりたいことを突き詰めたほうが上手くいくと評価されたんだと思います。また、この業界は離職率が比較的高いと言われていますから、大きいお店を構えるとなると人手で苦労することになるため、自分が見ることができる範囲の規模でお店をやるというのは自分としても納得しました。
Q. 創業当時と比べてご自身が成長したなと感じる部分について、お聞かせください。
自分自身のスキルは様々な面で成長していると感じます。創業当時は、「この料理の提供の仕方で良いのかな?」と探り探りの状態だったんです。
といいますのも、勤めているときは、任された仕事の範囲をこなすだけで良かったのですが、お店を経営するとなりますと、オーダーを受けてから提供するまでの流れは自分で考える必要がありましたし、食材の仕入れや経費の考え方といった、お店を運営するために考えなければいけないことの範囲が非常に広がったんです。こうした状況の中で、幸いにも私はやりたがりな側面を持っているため試行錯誤を繰り返すことで、今の店舗を10年以上運営できるまでにいたりました。
Q. お店を運営なさる中で、苦労したことについてお聞かせください。
お客様になかなか来てもらえない状況が続いたことです。創業当初は、前職のお店のやり方を参考にレストラン風のメニューを提供していました。しかしながら、そのスタンスで2,3年続けましたが、なかなかお客様に足を運んでいただけるようにはなりませんでした。
立地的にもどちらかというと裏通り的な立ち位置となり、特別人通りが多いわけではなく、このままいってもジリ貧になるのが見えていましたため、同業者に意見を聞いたり工夫をする中で、当店のエリアはお酒を嗜む方が多くそういった方に楽しんでもらえるのが大切だということが分かってきました。そこで、メニューをお酒メインの小皿形式に変更しましたところ、お客様に足を運んでもらえるようになったんです。メニューの刷新がお店にとっての転換期となりました。
Q. オススメのメニューや人気のメニューについて、お聞かせください。
当店のオススメメニューは、ポテトサラダとライスコロッケです。ポテトサラダには、燻漬けにした沢庵を入れています。あるお客様から「漬物を入れたポテトサラダがとても美味しかったんだよ。」と言われ、「ポテトサラダに合う漬物って何だろう。」と興味が湧いたんです。そこから、試行錯誤した結果、燻漬けにした沢庵が合うのではないかと考え提供したところ、お客様から非常に喜んでもらえました。
ライスコロッケは、イタリアではお惣菜的な立ち位置の一般的な料理です。通常、トマトソースを使うのですが、当店ではミートソースやイカ墨を使用します。この違いを楽しんでいただいているからか定期的にオーダーをいただく一品となっています。
Q. 西本様の思う理想のお店像についてお聞かせください。
お客様に楽しく過ごしてもらえるようなお店です。イタリアワインを飲みながら、小皿料理を摘みつつ楽しんでもらう。お客様にとって心地よい雰囲気で過ごしていただけたら嬉しいです。
そのために、私はお客様からオススメは何かを聞かれたときは、お客様のお好みをお伺いし、可能な限りお一人お一人に合ったご提案ができるよう努めています。イタリアワインを楽しみたい方は、是非当店に一度お越しください。
作家・星様

一辺一辺、丁寧に。
あなたの"宝物"を守る、世界にひとつだけの紙の箱。
Q. 創業の経緯について、お聞かせください。
母親の出身地が千代紙の生産地だったこともあり、幼い頃から折り紙や紙でさまざまなものを作るなど、自然と紙に親しんで育ちました。あるとき、1,000人ほどのハンドメイド作家さんが集まるイベントで可愛らしいクリスマスリースを購入し、「これをしまう箱を作ろう」と思い立って初めて箱を作ってみたら、「楽しい!」と感じたんです。
2つ目の箱には自分で絵を描いて貼りつけ、友人に「ええやん!」と褒めてもらえたことが創業のきっかけにつながっていました。その後、ハンドメイド人気が盛り上がり始めた時期だった事もあり、「思い切ってハンドメイドの道に進んでみよう」と決めました。
Q. 作家を始められた時と現在を比べて成長したと感じる部分や、逆に変わらない信念についてお聞かせください。
技術的な面ももちろんですが、作品全体のクオリティが日々の研究の中で高まっていることです。手漉き和紙の毛羽立ちや機械漉きの耐久性など、さまざまな試行錯誤を重ねました。家族旅行の京都で「一閑張り」という伝統工芸に出会い、柿渋を塗装する技法でイメージ通りの耐久性が実現できました。
変わらない信念は、【紙で作る箱が心の底から好き】であること、そして【お客様に喜んでもらいたい】という気持ちです。100円ショップでも箱が買える時代に「わざわざ手作りの箱」を選んでくださるお客様に「買って良かった」と思っていただけることが、今の自分を支えています。
Q. 【紙の箱 一辺一辺】の名前の由来について、お聞かせください。
「四角形の面積=一辺×一辺」という式がふと頭に浮かび、そこからヒントを得ました。「一つ一つの箱を、一工程一工程丁寧に作り、一人一人のお客様にお渡ししたい」という想いを込めて、【紙の箱 一辺一辺】という名前に決めました。
Q. 運営する中で、大きな転機となったことについて、お聞かせください。
万年筆ケースを作り始めたことが大きな転機となりました。最初の3〜4年は用途を特に想定せず箱を作っていたのですが、万年筆業界の方が私の箱を購入してくださり、「万年筆の収納ケースってどうでしょう?」と提案したところ、「なかなか無いものだから、良いと思いますよ」とアドバイスをいただきました。
万年筆が転がらないようにするための形状やミリ単位の調整など、何度も試行錯誤を重ねた末に現在の形が完成。「紙で万年筆ケースを作っている人がいるらしい」と口コミで広がり、手にとっていただける機会が増えました。文具愛好家の皆様とのご縁で大きく飛躍する事が出来ました。
Q. 運営されていて、良かったことについてお聞かせください。
作品を購入していただける事が、本当にありがたいと感じています。私は「お客様の宝物はお姫様。そのお姫様を守るのが、私が作る箱=お城」と考えて制作しています。金具やリボン以外はすべて紙で作り、ズレを0.5mm以内に抑え、箱に貼っている絵はすべて自作の絵を使う、【徹底的な手作り】にこだわっています。
届いた作品をSNSに投稿してくださったり、リピートしてくださったときは、「想いが届いた」と実感できて、本当に嬉しく思います。
Q. 今後、挑戦されたいことについてお聞かせください。
現在は文房具好きのお客様が多いのですが、今後は文具に限らず色々な分野の方にも喜んでいただける作品を作っていきたいと考えています。お人形や鉱石、占いグッズなど様々なジャンルのコレクターの方がたくさんおられますので、「どんな箱が求められているのか」を研究していきたいと思っています。
Q. 星様の思う【理想のハンドメイド作家像】についてお聞かせください。
たとえ高価な作品だとしても「お金を貯めていつか買いたい!」と思ってもらえるような作家は憧れますね。お客様と作家が会ったことがなくてもまるで知り合いのような信頼関係が生まれると思うんです。それってとても素敵な関係性じゃないのかなと感じています。
私のお客様の中にも、「お金が貯まったので買います!」と仰ってくださった方がいらっしゃいました。そのような方に「買って良かった!」と思ってもらえるよう、品質に拘る作家であり続けられるよう活動していきます。
店主・安福様

人の暮らしに寄り添う、すずめのような存在に。
ふらっと立ち寄れる、肩肘張らない珈琲のお店。
Q. 創業の経緯について、お聞かせください。
【ご主人様】 私は、高校生の時にみんなで集まってワイワイ楽しく過ごすのが好きでした。「みんなで集まって過ごせるような場所を作ってみたいな」とぼんやり考えるようになり、私にとってそれが喫茶店でした。製菓の専門学校に行ったのですが、パティシエの道は道半ばで断念し会社員になりました。その後結婚し、20年ほど会社勤めを続ける中で、妻から「ずっとやりたいと言ってた喫茶店やってみない?」と背中を押される形で2人で始めました。
【奥様】 私は長年リハビリの仕事をしていました。長年働く中で今後の人生をどうしようかと考えた時、最も身近な存在であるはずの夫は望む人生を歩めていないなと思い、長年やりたいと言っていた喫茶店をやってみないかと伝えたんです。
【ご主人様】 断言できるのですが妻に声をかけてもらえなければお店はやっていませんでした。傍に居てくれるだけでとても有り難い存在なんです。
Q. 池田のこの場所にご出店されたご理由について、お聞かせください。
本当にたまたまのご縁をいただきました。元々高槻に住んでいまして、家の近場で探したのですがなかなか見つからず範囲を広げていきました。大家さんが好きに使って良いですよと言ってくださったのがこの物件でした。
「趣があって歴史を感じる物件でとても良いな!」と思えた上、駐輪場にしようかなと言われた時に「こんな素敵な場所を取り壊すなんてもったいない!」と思い契約しました。池田の方々は、地の人間でない私たちにとても良くしてくださり、なんて温かい街なんだ!と感激しています。
Q. 初めてお客様へメニューをご提供された時のことについて、お聞かせください。
初めてお客様にコーヒーを提供した時のことは今でも鮮明に覚えています。正直、「誰も来ないでくれ!」と思ったほどです。そんな中、足を運んでくださったお客様からすずめブレンドをご注文いただき、『美味しい』というお言葉をいただくことができ、安心に似た喜びを実感すると同時に、「もっとお客様に喜んでもらえるよう頑張ろう!」とより一層コーヒー作りにこだわりを持てるようになりました。
Q. 内装へのこだわりについて、お聞かせください。
初めてのお店ということもあり、出来るだけ自分たちでやりたいと思いました。ある大工さんが私も作業に入れるように配慮してくださったんです。特に壁紙を貼る作業が大変でした。翌日ガス屋が入るので今日中にやるよう言われ、夜中まで作業を行いました。壁紙の糊が思わぬところに付いてしまったりと非常に大変でしたが、この壁紙をみるとあの時のことを思い出して、とても愛着が湧くようになったんです。
Q. 【すずめ舎】のコンセプトをお聞かせください。
コンセプトは、「みんなが肩肘張らずに、ふらっと立ち寄れるような場所」です。店名の由来は、ふと通りがかりに出会ったすずめたちが仲良く連れ添っていたのをほのぼのと感じ、すずめを調べたところ【人の暮らしに寄り添う生き物】だと知りました。
すずめは人の居る環境に依存し、人が居ないところでは生活が出来ないほど人の生活に密着している動物です。そのすずめにあやかって【人の暮らしに寄り添う存在】になれたらいいなという想いからすずめ舎と名付けました。地域の皆様にとって、気兼ねなくふらっと立ち寄れるような場所になれればとても嬉しいです。
Q. オススメのコーヒーや、人気のあるメニューについてお聞かせください。
エチオピアのコーヒーがおすすめです。様々なコーヒー豆を焙煎し研究する中で、現状私が特に「おいしい!」と自信を持って言えるのがエチオピアのコーヒーです。スコーンやパウンドケーキも提供しており、コーヒーとの組み合わせでより美味しくお楽しみいただけます。
酸味が強いコーヒーにはウィークエンド・シトロンというレモン風味のバターケーキが合いますし、まったりした飲み口であればラムレーズンが合うなど、コーヒーの味に合ったお菓子もご案内させていただいています。
Q. 運営される中で、良かったことや嬉しかったことをお聞かせください。
開店してまだ2年なのですが、ご来店くださった皆様の成長の一部を垣間見たり、人生の一部になれたのかなと思えたとき、とても嬉しいと感じます。開店当初にまだ歩けなかったお子様が歩けるようになった姿を見せてくださったり、お客様が旅行のお土産を持ってきてくださったときは、【お店ではない場所で、私たちのことを考えてくださったんだ!】と非常にありがたく「お店をやっていて良かった」と感じています。
Q. 今後の展望や、挑戦してみたいことをお聞かせください。
目標としているコーヒー豆がありまして、それはお客様が持ってきてくださったベルギーの喫茶店で焙煎されたコーヒー豆です。一般的なコーヒー豆なのに「何でこんな風味が出せるんだ!」と衝撃を受けるほどの美味しさでした。コーヒーには"これが正解"という唯一の答えは無いと思っています。だからこそ、あの一杯の味を"道標"として、自分なりの正解を追い続けています。
当店の焙煎機はパソコンと連動し、焙煎時の温度や火加減がすべてグラフで表示されるため、秒単位の変化にも目を配りながらつきっきりで火力を調整しています。いつの日かお客様へベルギーの喫茶店のような味をご提供できるよう頑張ります。
オーナー・ゲレンチェール様
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人と人がつながる、小さな"居場所"。
池田の作家さんの想いが集まる雑貨店。
Q. 創業の経緯についてお聞かせください。
ベルギーに駐在していたとき、日本人コミュニティで"ぷちま(=プチマーケットの略)"という小規模なハンドメイドマルシェを開催していました。池田に戻ってきた後、こちらでもぷちまをやってみようと思いました。
子育てサークルも立ち上げて活動する中で「人と人とのつながりの大切さ」を実感するようになり、「いろいろな人が気軽に来てお話しできるような"居場所"があったらいいな」と思うようになったんです。ぷちまで作家さんとのつながりができていたこともあり、雑貨屋としてお店を開け、2020年2月にオープンしました。
Q. otthon様の特徴について、お聞かせください。
当店で扱っている商品は、池田市内の作家さんの作品がほとんどです。納品に来られた作家さんとお客様が直接お話しできる機会があるのがちょっとした魅力です。作家さんの想いやお人柄が伝わることで、作品に対する親しみも深まり、「買う楽しさ」にもつながっています。
また、布の切り売りや無償提供も行っています。池田市内では手芸屋さんが減ってきており、「ちょっとした布が欲しいのに買える場所がなくて困っている」というお声をいただくことが増えたんです。作家さんの端切れをいただき、それを見た方々も「うちにもありますよ」と提供してくださるようになり、地域の皆さまと一緒に"循環"が生まれています。
Q. 「お城まるしぇ」を主催するに至った経緯についてお聞かせください。
池田城跡公園がもともと大好きでした。ふかふかの芝生に高台ならではの静けさと見晴らしの良さ…「この場所の心地よさをもっと多くの人にも知ってほしい」と思うようになりました。池田城跡公園をイベントで利用できるようになったと伺い、「これはやるしかない!」と開催を決めました。
「お城まるしぇ」は、ハンドメイド作家さんや雑貨屋さん、飲食店さんのブース出店に加え、ダンスや音楽のパフォーマンス、ボッチャ体験など幅広い世代が楽しめるイベントです。ハンガリーダンス、点心・薬膳スイーツ、布小物のワークショップなど、五感で楽しめる内容になっています。身近な場所でちょっと特別なひとときを味わっていただけたらという思いで開催しています。
オーナー・高木様

小さくても、誰かの栄養になれる存在に。
無農薬・無添加にこだわる、心と体の食堂。
Q. 創業の経緯についてお聞かせください。
体調を崩したのがきっかけで60歳の時に池田に出てきました。駅前のスーパーで働き始め、「いつか65歳になったら小さなお店でもできたらいいな」と夢を見ていました。結局70歳までお世話になり、その間に資金を貯めることができました。
お客様からの「お魚は天然ですか?プラスチックは大丈夫ですか?」という言葉にハッとさせられ、食育の講演会で「皆さんに心から安心して食べてもらえるものを作ること」が自分のやりたいことだと心が決まりました。梅干しのお店が夢でしたが、法律変更で壁にぶつかった時、保健所の方が「飲食店なら梅干しもお出しできますよ」と教えてくださり、無農薬・無添加にこだわった食堂【千里綿邪古】が生まれました。
Q. 店名の由来について、お聞かせください。
この名前は、若い頃に仲間たちとやっていたボランティアグループの名前なんです。ギターを弾きながら養護学校や老人ホームを回る活動をしていました。昔から背が小さくて仲間から「ちりめんじゃこみたいだな」とからかわれていたんです。
「大きな魚みたいに威張るんじゃなくて、小さくてもみんなの栄養になって、誰かの力になれる存在。」という想いを込めて提案したところ、仲間たちが「それ、いいね!」と言ってくれました。当て字を考えて今の【千里綿邪古】が誕生しました。「誰かの役に立ちたい」という想いが詰まった大切な言葉なんです。
Q. オススメのメニューについて、お聞かせください。
特に皆さんが喜んでくださるのは「ふわとろなす」です。お口に入れると本当にとろけてしまうくらいふわふわで、とろとろ。味付けはほとんどしていないのに、お野菜そのものの甘みがじゅわっと広がり、「これ、本当になすなの!?」と驚かれます。
特に嬉しいのが、小さなお子さんを連れたお母さんたちがご自分の分を赤ちゃんに分けてあげている姿。まだ歯も生えそろっていないお子さんが「もっと、もっと」と催促するんです。無農薬のお野菜だから赤ちゃんでも安心して食べられる。「親子で同じものを美味しいねって笑いながら食べてほしい」という想いが全部詰まっています。
Q. 今後、やってみたいことについて、お聞かせください。
子育てを頑張っているお母さんたちともっと繋がりたいです。2階を開放して、ゆっくりご飯を食べたりおしゃべりしたり、ほっと一息つける場所にしたい。キッズスペースも作りたいと思っています。
退職された音楽の先生と「みんなで童謡や唱歌を歌う会を開かない?」という話もしていますし、お習字やお花の教室もやってみたいです。結局、私が目指しているのはただお料理を出すだけのお店じゃなくて、子育ての悩みを相談できたり、世代の違う人たちとおしゃべりができたり…昔ながらの温かい人の輪が自然に生まれる場所。この【千里綿邪古】がそんな心の拠り所になれたら、それが私にとって一番の幸せです。